CLEATING 誕生までのお話



■ 師匠との別れと、幻になった液剤

新商品「CLEATING」の誕生は、かつて存在した前身のコーティング剤「クリーティングコート」なしには語れません。

私の技術の師匠であり、液剤の供給元でもある「アキ・カーウォッシュ」の大原さんと、この「クリーティングコート」がなければ、今の私はないと言い切れます。 しかし昨年の8月、大原さんの急逝に伴い、この液剤は二度と作れない幻となってしまいました。

年前くらいから、同業の代理店仲間たちも次々と暖簾を下ろしていっていた状況もありました。

「液剤はもう手に入らない。仲間も減ってしまった。もう潮時なのかもしれない」 正直、何度も廃業が頭をよぎりました。

■ 師匠との別れと、幻になった液剤

しかし、出張洗車を待ってくださっているお客様や、クリーティングコートを愛用してくださっている皆様の顔を思い浮かべると、「ここでこの火を絶やして本当にいいのか?」と強く葛藤しました。

悩んだ末に出した答えは、「無いなら、自分で新商品を作るしかない」。

私は手元に残っていた液剤をOEMメーカー様に託し、商品を再構築する作業をスタートさせました。

■ 師匠との別れと、幻になった液剤

そこからは、サンプルテストの繰り返しでした。 ただ昔のものをそのまま復刻するのではなく、私自身が現場で感じてきたリアルな使用感、そして何よりお客様から頂いていた「生の声」をすべてフィードバックし、メーカー様とやり取りを重ねました。

中で、特に苦渋の決断だったのが、窓ガラス用の「02 透」です。

以前の窓ガラスコートは、スポンジに塗布して塗り広げ、乾燥させてから拭き上げるタイプ。その抜群の透明感には根強いファンも多く、私自身も深く愛着がありました。 しかし現場では、施工の手間、液剤の独特の匂い、拭き上げた時に出る粉、湿気の多い環境下での乾燥時間の長さなど、課題も感じていました。


■ 師匠との別れと、幻になった液剤

悩みに悩んだ結果、私はあえて過去のDNAを捨て、全く毛色の違う「アルコール系のスプレー施工」へと中身を根底から変える決断をしました。

「昔からのファンの方々に、そっぽを向かれるのではないか」 発売前、4つのアイテムの中で一番不安を感じていたのは間違いなくこの商品です。

しかし、いざ蓋を開けてみると、その手軽な施工性と抜群の透明感が支持され、今では人気アイテムへと成長してくれました。


■ 師匠との別れと、幻になった液剤

どん底の絶望から生まれ変わった、新しい『CLEATING』の4アイテム。

洗車を愛するすべての方へ。 「10年後も同じ輝きを」——谷岡/美装が自信を持ってお届けします。





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