| 1日 / 土曜日 |
思いもよらないご依頼とご縁のすばらしさ((´∀`)) |
ここ数日秋めいてきて、さすがにTシャツ一枚では寒くなってきました(;^_^A
先日、師匠の大原さんのお客様からご連絡をいただきました。
私のブログで師匠の訃報をご覧になったそうです。
約30年来、歴代のお車を師匠に依頼されていたそうで、ご連絡をくださったのはお車のオーナー様のお嬢様でした。
お車はキャデラックです。納車して約20年だそうです。
しかもこちらのお車は、私が今年の6月に師匠へ連絡し久しぶりに師匠の手掛けている実車の施工を手伝わせてほしいと
お願いをして、7月末頃に一緒に施工する予定になっていたお車だったのです。
師匠が、最後にこちらのお車の施工に来たのは亡くなる直前の今年の7月の初めだそうです。
お嬢様としましては、オーナー様がとても大事にされていたお車なので、施工をお願いしたいとご依頼があり
師匠の手掛けたお車を施工するのは大変なプレッシャーでしたが、精一杯やるしかないとお受けすることにしました。
実際にお伺いして、師匠の手掛けた車を触ってみた印象は、屋根付きの保管環境を差し引いたとしても
とても20年経過した車とは思えないボディの質感でした。
まさに隅々まで保護膜が形成されていて、ボディの下側に至るまで均一で、水拭きタオルの感触がとても軽く滑らかでした。
「ボディの下側も膝をついて丁寧に仕上げるんやで」という師匠の言葉を思い出しました。
ボディ、タイヤホイール、窓ガラス、黒樹脂パーツ、内装に至るまで、全体を仕上げてみての感想は「簡単に仕上がるなぁ。」でした。
それだけ、隈なくケアできているのでメンテナンスが容易だということです。
そして改めて、保護膜の形成は「縦・横・円」でスポンジを使う基本動作が大切だと再認識しました。
師匠と一緒に施工は出来ませんでしたが、私のブログを見てご連絡をいただいて
今回このお車をお手入れできたのは、まさにご縁によるものとしか言いようがありません!
施工中は、師匠の「そしたら、きちんと仕上げられるか見たろか~((´∀`))」
と見守られているような気がしてなんとも緊張感がありましたが
妻と2人で精一杯仕上げてきました!オーナー様のお嬢様にもご満足いただけたようです!
こちらのお嬢様は、オーナー様の会社を継がれているのですが、
とても明るく太陽のような印象のお方で、かつ会社を切り盛りする凛とした印象も持ち合わせている方でした!
このキャデラックをお嬢様はお乗りにならないので、今後どうするかは決めていらっしゃらないそうですが
所有してる間の定期的なお手入れと、他の自家用車のお手入れを依頼していただきました!
師匠のためにも、今後も気持ちよくお乗りいただけるよう精一杯お手入れをさせていただきます!
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状態が極上でしたので、今回はビフォーアフターではなく、仕上げ後の
各所の艶感を撮影しました。
詳しくは、「出張愛車仕上げ一覧」をご覧ください!
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